2023.09.27[Wed]

Shopify 決済画面で決済項目を非表示にする方法(アプリを使用)

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目次

こんにちは
ディレクターの小坂です。

以前の記事でご紹介した、Shopify functionsを使って決済画面をカスタマイズする方法は、ショップオーナーにとって非常に便利な機能ですが、コーディングが苦手な方には少し難しいかもしれません。
そこで、今回はShopify functionsの代わりに、HidePay: Hide Payment Methodsというアプリを使って、決済方法の出しわけをする方法をご紹介します。
HidePay: Hide Payment Methodsアプリは、カートの内容や顧客の属性などに応じて、表示する決済方法を変えることができるアプリです。

例えば、卸先の顧客にだけ銀行振込を表示したり、利益率の低い商品を購入した場合はクレジットカードのみ表示したりすることができます。
これにより、ショップ側は決済手数料を節約したり、顧客満足度を向上させたりすることができます。

利用アプリ

HidePay: Hide Payment Methods
https://apps.shopify.com/hidepay?locale=ja

HidePay: Hide Payment Methodsアプリでは、決済方法の出しわけの条件として様々な設定がすでに用意されていますので、難しい設定の必要もなく、決済方法の出しわけが可能となります。

出しわけの条件は、下記が用意されています。

  • Cart Total(カート合計)
  • Cart Quantity(カート数量)
  • Cart Currency(カートの通貨)
  • Customer Country(顧客の国)
  • Customer Tag(顧客タグ)
  • Customer Logged In(ログイン中の顧客)
  • Customer Spent(顧客が使用した金額)
  • Customer is a Company(顧客が会社)
  • Custom Product(カスタム商品)
  • Order Discount(注文割引)
  • Shipping Method(配送方法)
  • Shipping Adress(配送先住所)
  • Zip Codes(郵便番号)
  • Order Weight(注文重量)
  • Selling Plan(販売プラン)
  • Cart Contains(カートの内容)
  • Product/Variant SKU(商品/バリエーションSKU)
  • Shopify Market(Shopifyマーケット)

設定例(顧客タグ)

顧客タグで『卸先』というタグを持っていない顧客で、銀行振込を非表示にする場合

1.Customize payment methodsボタンをクリック

2.Customer Tagをクリックし下部にスクロール

3.containsを選択しnot containsへ変更

4.Insert max 4 tags欄に絞り込むタグを設定しAdd tagボタンをクリック

※日本語名は入力が難しいですので、コピー&ペーストまたは英半角で設定することをお勧めします。

5.Bank Deposit部分のhideをクリック

6.ページ上部のSave ruleボタンをクリック

設定例(商品)

設定例(商品)利益率の高くない商品を購入された場合は、クレジットカードのみ表示させる場合

1.Customize payment methodsボタンをクリック

2.Product/Variant SKUをクリックし下部にスクロール

3.Product/Variant SKU欄に対象の商品のSKUを入力し Add skuボタンをクリック

4.Credit Card以外のhideをクリック

5.ページ上部のSave ruleボタンをクリック

まとめ

チェックアウト画面を簡素化することで、ユーザーの迷いを減らしコンバージョンの向上や、ショップ側の思い通りの決済方法が表示できるようになります。

また、今回ご紹介したアプリ以外にも同様の機能をもつアプリもありますので、ぜひShopify App Storeで探してみてください。

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