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こんにちは。
ディレクターの田辺です。
気温もグッと下がり、周囲にも風邪を召される方が増えたように思います。
皆様も風邪を引かぬようお気をつけください。
さて、Shopify Partnerサイトの、ブログをご覧になったことはあるでしょうか?
https://www.shopify.com/partners/blog
このブログでは、月一回、Shopify全体のアップデートに関するまとめ情報を公開しています。
今月(2023年11月)の最新情報は、11月15日に公開された下記の記事にまとめられています。
https://www.shopify.com/partners/blog/whats-new-2023
本記事では、上記から個人的に気になった点をご紹介いたします。
Checkout extensibility now on the Thank you and Order status pages
Shopify Plus向けの、チェックアウトカスタマイズの方法として、Checkout UI extensionsという機能がShopifyから提供されています。
Shopifyアプリを介して、チェックアウトページに、任意のレイアウトブロックを追加できるようにする機能です。
これまで、Checkout UI extensionsでは、注文状況ページ(いわゆるサンキューページ)へのブロックの追加ができませんでしたが、この度、それが可能になった、というニュースです。
実は、Shopifyは、注文状況ページ(サンキューページ)における「追加スクリプト」の設置機能を、2025年8月28日に廃止することを計画しています。
「追加スクリプト」は、Shopifyのストア管理画面 > 設定 > チェックアウトから、コンバージョンタグなどの追加スクリプトを埋め込む機能です。
2025年8月28日以降、コンバージョンタグを埋め込むには、Checkout UI extensionsをカスタムアプリや公開アプリを使って導入し、それらによってコンバージョンタグを設置するといった運用が必要になります。
しかし、心配は不要であろうと考えています。おそらく、多くのアプリベンダーが、対応できるアプリをリリースするでしょうし、場合によっては、Shopify自身が無料のアプリをリリースすることもありそうだからです。
ちなみに、Checkout UI extensionsで注文状況ページ(サンキューページ)をカスタマイズできる機能に限っては、Shopify Plus以外の有料プランのストアにも2024年4月30日までに解禁されるそうです。
Now available: Build into segmentation with templates and actions
Shopifyアプリが、「顧客セグメンテーション」を提供できるようになったようです。
説明を読む限り、該当の機能が実装されたShopifyアプリを導入すると、Shopifyのストア管理画面の 顧客情報 > セグメンテーション でアプリが提供するセグメンテーションが利用できるようになったようですね。
セグメンテーションを組むには、それなりに知識が必要な状況だったので、より簡単にセグメンテーションが扱えるようになるアップデートは歓迎されるのではないでしょうか。
Get all your questions about the one-page checkout answered in our Discord AMA with the Shopify Checkout team!
1ページチェックアウトがリリースされて1ヶ月半が経過しました。
Shopifyによると、Discordで、1ページチェックアウトについてのQ&Aセッションを開催するようです。
と言っても、11月21日 午後1時(EST)に開催されるようです。
日本時間では、11月22日 午前3時であるため、なかなか参加は難しいですね。
まとめ
日本のShopifyブログでも、パートナーブログの記事の翻訳版が公開されることがありますが、翻訳版が公開されないものもあります。
お時間ある時に、Shopifyパートナーサイトのブログ記事を覗いてみるのも有意義かもしれません。(特に、開発者の方や、ディレクターの方は。)
Shopifyパートナーサイトのブログ
https://www.shopify.com/partners/blog
それでは。