2025.11.12[Wed]

Shopifyの新しい商品ステータス「非公開」

  • Shopify

目次

こんにちは。
ディレクターの田辺です。

少し古いニュースになりますが、2025年10月21日に、Shopifyが下記のアップデートを発表しました。

New: Unlisted product status
https://changelog.shopify.com/posts/new-unlisted-product-status-1

We’ve introduced a new product status called “Unlisted”. It hides products from store search and collections, all sales channels, internet searches and Shopify Catalog—while still allowing access via a direct URL. It’s ideal for private sales, warranties, add-ons, or “free gift with purchase” items you don’t want discovered or used outside of their intended purpose.

以下は、意訳です。
Unlisted = 非公開、という商品ステータスを導入しました。非公開の商品は、サイト内検索、コレクション、全ての販売チャンネル、そして、Shopifyカタログで表示されません。しかし、商品詳細ページのURLを知っている人は、そのURLに直接アクセスし、商品詳細ページを表示できます。非公開ステータスは、プライベートセール、特別な顧客向けの販売など商品を閲覧・購入できる人を制限したい場合に理想的です。

今回は、この「非公開」ステータスについて紹介いたします。

既存のステータスとの違い

これまで、商品のステータスは下記2つでした。

有効 (アクティブ)
指定した販売チャンネルで表示・購入ができる状態
下書き
一切の販売チャンネルで表示されず、購入もできない状態

「非公開」商品は、サイト内検索からも、検索エンジンからも隠され、コレクションページなど商品詳細ページ以外のページにも表示されなくなります。この点は「下書き」と似ていますが、「非公開」が「下書き」と異なるのは、商品詳細ページに直接アクセスすれば商品を表示できるし、購入もできる、という点です。

強いていうなら、非公開ステータスは、これまでメタフィールドで設定してきたseo.hidden (※)に近いです。
※seo.hiddenの詳細はこちら

「非公開」ステータスの注意点

ここまでお読みいただいた方はお気づきかもしれませんが、「非公開」ステータスは直感的な意味での非公開ではないことにお気をつけください。

直感的な意味での非公開は「下書き」ステータスの方であり、「非公開」はアクセス制限や制限公開に近いステータスです。

英語では「Unlisted」なので、直訳すれば非公開とも言えますが、「リストされない」だけで商品詳細ページ自体は公開されています。

したがって、商品詳細ページのURLを拡散されてしまえば、誰でもアクセスできてしまいます。

ご注意ください。

まとめ

注意点はありますが、これまでいちいちseo.hiddenメタフィールドを設定しないとできなかったサイト内検索や検索エンジンから商品を隠すことが、ステータス1つでできるようになったのは便利かと思います。

注意点にだけ気をつければ使い所はありそうなので、どんどん活用していきましょう。

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