2023.08.03[Thu]

Shopifyの多言語対応における豆知識。複数の翻訳アプリが共存できる

  • Shopify

目次

こんにちは。
ディレクターの田辺です。

Shopifyと言えば越境販売!と言っても過言ではないくらい、海外販売のやりやすさはShopifyの売りの1つです。
そして、海外販売の第一歩となるのは、やはり、多言語対応 = 翻訳アプリの導入、ではないでしょうか?

しかし、Shopifyにはたくさんの翻訳アプリがあり、どれを導入するかを検討するのも一苦労です。

https://apps.shopify.com/search?q=%E7%BF%BB%E8%A8%B3&locale=ja

今回は、Shopifyストアへの翻訳アプリ導入における、ちょっとしたヒントをご紹介します。

Shopifyアプリの翻訳のざっくりした仕組み

結論から言いますと、
Shopifyアプリが扱う翻訳データは、Shopifyが持っている
これがお伝えしたいことになります。

Shopifyアプリで扱う翻訳データの仕組みそのものを説明するドキュメントは、私が探した限りでは見つけられませんでした。
しかし、その仕組みを知るヒントになるドキュメントはあります。
例えば下記のドキュメントです。

https://shopify.dev/docs/apps/markets/translate-content

こちらのドキュメントには、APIを介してShopifyの翻訳データを扱う方法が記載されています。
APIを利用することでShopifyから翻訳データを取り出したり、Shopifyに翻訳データを登録したりすることができるわけです。

翻訳アプリを利用していると、翻訳アプリがShopifyの翻訳データを持っているように見えてしまいますが、そうではなく、翻訳アプリはあくまで、Shopifyから翻訳データを取得し、Shopifyに翻訳データを登録したり更新したりをしているわけです。

Shopifyの翻訳アプリは複数共存できる

よほど特殊な翻訳アプリでない限り、Shopifyが持っている翻訳データを扱うわけですから、翻訳アプリを複数導入しても、Shopifyにある翻訳データを扱う入り口が増えるだけです。
例えば、翻訳アプリAと翻訳アプリBの2つを、1つのストアで利用している場合、翻訳アプリAから翻訳データを更新した後に、翻訳アプリBから当該の翻訳を確認すると、翻訳アプリAによる更新内容が表示されます。
逆に翻訳アプリBから翻訳を更新しても、翻訳アプリAからその変更内容を確認できます。

つまり、1つのストアに複数の翻訳アプリが入っていても基本的に問題はないのです。

問題になるとすれば、翻訳アプリAでも翻訳アプリBでも、定期的に翻訳を自動実行している場合に、先に実行された翻訳内容を、後から実行した方が上書きしてしまう、ということくらいです。
しかし、これはアプリの設定で、片方のアプリの翻訳の自動実行を止めたり、それぞれが分担する翻訳の範囲が重複しないようにすれば良いだけです。

翻訳アプリのおすすめの組み合わせ

ずばり、
Shopify純正の翻訳アプリ「Shopify Translate & Adapt」と、
CSVなどで一括編集できる翻訳アプリを、
組み合わせるのがおすすめです。

Shopify純正の翻訳アプリ「Shopify Translate & Adapt」は、最大2言語まで無料で自動翻訳をしてくれます。しかし、残念ながら、翻訳を一括で更新する機能がないのです。
例えば、全ての商品の説明文に、英語翻訳の時だけ特定の文言を追加したいとします。
「Shopify Translate & Adapt」では、1商品ずつ翻訳編集ページを開き修正していく必要があります。

しかし、翻訳アプリの中には、CSVなどで一括で翻訳データの更新ができるものがあります。例えば、下記です。

Hextom: Translate My Store
https://apps.shopify.com/translate-my-store?locale=ja

「Shopify Translate & Adapt」で全体的な翻訳や細かい修正を行い、
一括での修正・更新は、別アプリからCSVで行う、
というのがおすすめです。

まとめ

「この翻訳アプリのこの機能とあの翻訳アプリのあの機能を組み合わせられれば完璧なのだけど複数の翻訳アプリを導入しても問題ないか心配」という方、安心してください。
基本的に、翻訳アプリを複数導入しても問題ありません。

しかし、あくまで「基本的に」です。
それぞれのアプリに何かしらバッティングするような機能があるかもしれませんので、心配や懸念がある場合は、Shopifyパートナーに登録(無料)し、開発ストアを作成し実験して見ることをお勧めします。

それでは。

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